今回は,関東信越税理士会下館支部の税理士の方2名を講師に招き,「考えられる納税者になろう」をテーマに,税金の基礎知識から,政府が多額の国債を抱える事情と税の関係,「アベノミクス」と呼ばれる現在の経済状況と税のつながりなど,たくさんの資料を用意していただきお話していただきました。
生徒たちは特に来年10月から始まる消費税10%とそれに関わる軽減税率に関する話に興味を持ち,外食する際の店内で食事する場合とテイクアウトする場合では,消費税が異なってくると知ると,自分たちにも身近な問題であると感じた生徒が多く,この件について質問する生徒もおり,税理士の方に丁寧に回答していただきました。
授業後,私たちが普段何気なく支払っている消費税をはじめとする税が,学校や道路建設,警察や消防の活動,社会保障など私たちの身のまわりで多く使われていることを知り,税を納めることの大切さ,学校の施設など公共施設を大切に使うなど,税に対する意識の変化を生徒たちから感じました。
今回教えていただいた税に関する知識を,卒業後の生活に活かすことができるよう,引き続き税に関する学習を行っていきます。