2019年11月6日水曜日

【高等部】第Ⅱ期進路体験実習・就労班の様子を紹介します。

1028日(月)~1111日(月)の10日間,高等部の第Ⅱ期進路体験実習が行われています。

進路体験実習には,学校内で行う「校内実習」と一般事業所や福祉事業所で実習を行う「校外実習」があります。

校内実習は「生活介護班」「生活作業班」「軽作業班」「就労班・就労移行班」の4つの実習班で活動しています。

校外実習では,一般事業所や福祉事業所で一定期間実際に働いたり,生活したりします。

卒業後の生活を体験することで,学校生活との違いを知り,仕事の内容や生活環境が自分に合っているかどうかを考えます。

今回は校内実習班のひとつ,就労班・就労移行班の活動の様子を紹介します。

就労班・就労移行班は,将来の一般事業所への就職や福祉事業所の就労移行支援サービスを経て就職を目指している生徒が活動しています。


今回就労班・就労移行班では,「在宅勤務」での就労を想定し,株式会社沖ワークウェル様の協力で実際の在宅勤務を体験する「遠隔職場実習」を実施しています。

遠隔職場実習では,実際の在宅勤務システムを使用して,在宅勤務を意識したコミュニケーションのとり方や仕事のおけるコミュニケーションの大切さ,電話・メールでのコミュニケーション方法など細かな点まで丁寧に指導をしていただきます。

また,PCを活用した課題はメールで送信され,その仕事を進めるとともに,教えていただいたコミュニケーションスキルを実践で身につけていきます。

実習生は初めての体験ばかりで学ぶことが多い毎日ですが,普段の学習では味わえない貴重な経験を日々積んでいます。

この経験が社会人になるために,そして進路選択に生かすことができるよう,支援していきます。

【参考】株式会社沖ワークウェルホームページ